研究テーマ ｜ Research theme
高解像度CT（HR-pQCT）による微細構造解析
Microstructural analysis by High Resolution peripheral Quantitative CT
研究者 ｜ Researcher
研究概要 ｜ Research summary
高解像度末梢骨用定量的CT（High Resolution peripheral Quantitative CT：HR-pQCT）を用いて，種々の骨関節疾患の骨微細構造解析を行います。
We perform bone microstructural analysis of various bone and joint diseases using high resolution peripheral Quantitative CT (HR-pQCT).
特色・研究成果・今後の展望
- ヒト生体に使用できるCTとしては，最も高い解像度（ボクセルサイズ60.7µm）を有する臨床用CTです。
- 今まで骨生検で行ってきた骨の微細構造解析を非侵襲的に行うことができます。
- 主に骨粗鬆症，関節リウマチに応用されています。
- 定量性，再現性に優れ，信頼性のある縦断的な調査が可能です。
- ヒトに対しては，四肢骨の骨微細構造のinvivo評価を行います。
- 摘出骨や材料に対しては，15cm径までサンプルの微細構造の非破壊評価が可能です。その場合は，ボクセルサイズは30µmで撮影可能です。
社会実装への展望
生体用の高解像度CTですが，材料の微細構造解析にも応用されています。比較的大きなサンプル（15cm径まで）に対して，ボクセルサイズ30µmの高解像度CT撮影が可能です。