My research topics on de-nuclearization of DPRK and Korean Penisula and establishment of international framework for peace and security of Northeat Asia include the following:
タイ国の水域における有毒藍藻(アオコ)の中でも強毒性のMicrocystisと毒素microcystinの調査を行い,分子生態学とベイズ統計で温暖化による影響を解析しました。その結果,温暖化により水温上昇で藍藻の発生は増加するが,毒性は低下する可能性が示唆されました。また,藍藻毒分解のためのバイオフェンス(図1)を研究しており,ケニアのビクロリア湖に設置して(図2)有毒アオコが効率的に除去できることを実証しました(図3)。また,途上国での排水再生利用のために,土壌と木炭を用いた処理システムを開発し,ケニアのモイ大学と高校に設置して実証試験を実施しました。バイオフェンス等で活用するために,有毒藍藻を捕食分解する原生動物や輪虫などのプランクトンの研究を実施しています。現在は分子生態学で必要なDNA データベース構築の上で重要な,培養なしに単一細胞、単一個体からの遺伝子解析する手法を研究しています。これまで,実際に長崎県内の池から採取した輪虫や原生動物の18SrRNA遺伝子を決定することができました。また,開発途上国で水質浄化を実施する上では水質測定が重要ですが,分析機器が高価なので,その代用に携帯のデジタルカメラと安価な日用品によるクロロフィル測定法を開発しました。
小規模分散型の排水処理や浄水システムは,災害に強いなどのメリットもあり,今後の水処理技術として非常に有用ですが,開発途上国向きに研究してきた水質浄化技術や排水処理技術は国内でも低コストの分散処理技術として利用できます。また,分散処理手法の欠点である装置の維持管理においては,水処理,浄化で必要なセンサー技術を開発し,さらにIoT化やAIとの組み合わせで次世代技術として展開することを現在の研究目標としております。