寄附講座

趣 旨

寄附講座(寄附研究部門)とは,奨学を目的とする民間等外部の機関からの寄附を有効に活用し,本学における教育研究の進展及び充実のために開設する講座(部門)をいいます。

【寄附講座】

寄附講座は,講座において行われる教育研究に相当するものを実施するもので,民間等外部の機関からの寄附により,教員給与,研究費,旅費,光熱水料等その他講座運営に必要な経費を賄うものをいいます。

【寄附研究部門】

寄附研究部門は,研究部門において行われる研究に相当するものを実施するもので,民間等外部の機関からの寄附により,教員給与,研究費,旅費,光熱水料等その他講座運営に必要な経費を賄うものをいいます。

寄附講座(寄附研究部門)の設置期間

寄附講座等は原則として2年以上5年以下の期間設置していただきます。
なお,特に必要がある場合は設置期間を更新することができます。
また,寄附講座等の名称は,教育研究の内容を示す名称を付しますが,寄附者が明らかとなる名を付加することができます。

寄附講座(寄附研究部門)の構成等

寄附講座等は,少なくとも教授又は准教授相当者1人及び准教授又は助教相当者1人の教員で構成していただきます。ただし,寄附講座等の教育研究の実施上特に支障がない場合には,教授又は准教授相当者1人の教員で構成することができます。
なお,寄附講座等の教員は有期雇用職員,フルタイマー又はパートタイマーとしての採用となります。また,当該教員の選考は寄附金を提供していただく民間機関等の意向を尊重して行います。
そのほか,共同研究講座等の構成員として本学教員を兼務させることができます。

寄附講座(寄附研究部門)設置までの手続き

  1. 民間等外部の機関から長崎大学に寄附講座(寄附研究部門)の設置を目的とする「寄附申込書」を,設置をご希望される部局等の窓口へ提出していただきます。
  2. 部局等で審議するために,「寄附講座の概要」又は「寄附研究部門の概要」を大学側と協議して作成していただきます。
  3. 部局長等で寄附講座(寄附研究部門)の設置について審議します。
  4. 部局等は,学長に申請し、大学事務局の会議での審議結果を受けて学長が決定します。
  5. 設置が決定しましたら,寄附金の納付依頼を行いますので,寄附金の納入をお願いします。
  6. 寄附金が納入されましたら寄附講座(寄附研究部門)を設置いたします。